カドヤ食堂クリスタ長堀店「つけそば」実食レビュー｜大阪・長堀橋で味わう至高の一杯

大阪のラーメンシーンを語る上で、その名を抜きには語れないのが「カドヤ食堂」です。
連日大行列を生み出す本店を持つこの名店の味が、今回は心斎橋・長堀橋駅直結の地下街、クリスタ長堀店で楽しめるという情報を聞きつけ、早速訪問してきました。
今回は、その魅力とクリスタ長堀店の「つけそば」をレポートします。

誰もが認める名店「カドヤ食堂」へ

厳選素材と製法に宿る、人気の秘密

人気の秘密は、「奇をてらわず、ただ真っすぐにうまい一杯を追求する姿勢」にあります。
スープの基本となる水にまでこだわり、鶏は名古屋コーチン、豚は鹿児島の黒豚、昆布は羅臼昆布といった選び抜かれた高級食材を使用。
さらに、希少な小麦「はるゆたか」などを使用した自家製麺は、ツルツルとした喉越しと豊かな小麦の風味で、まさに芸術品のような完成度を誇ります。
その実力は、過去にミシュランガイドのビブグルマンに選出されたことからも明らかです。

そんな名店の味が、心斎橋駅・長堀橋駅直結の地下街、クリスタ長堀でも気軽に楽しめると聞きつけ、今回はこのクリスタ長堀店へ。
アクセスは抜群で、地下街にあるため雨の日でも濡れずに訪問できます。

店内は、明るく清潔感があり、カフェのような雰囲気。
平日の昼下がりでも活気があり、女性のお客さんも多いのが印象的でした。
本店は敷居が高いと感じていた方も、このクリスタ長堀店なら気軽に極上の味にありつけそうです。

「つけそば」実食レポート

麺の感動：芸術的な美しさと風味

今回のお目当ては、もちろん「つけ麺（つけそば）」！

着丼してまず目を奪われるのが、麺の美しさです。
つややかで、一本一本が丁寧に整列された自家製の平打ち麺は、まるで芸術品のよう。
北海道産小麦を使用しているそうで、見るからに小麦の香りが期待できます。

まずは店員さんのおすすめに従い、麺をそのまま、または卓上の岩塩をかけて一口。
ツルツルとした喉越しと、モチモチとした食感、そして噛むほどに広がる小麦の豊かな風味に、思わず「美味しい！」と声が漏れてしまいました。
麺だけでも主役級の存在感です。

つけ汁の魅力：複雑で奥深い醤油ベース

次に、つけ汁につけていただきます。

つけ汁は、煮干しや昆布などの和風出汁が効いた醤油ベース。
一口飲むと、酸味、甘み、そして奥深い旨みが複雑に絡み合い、食欲を刺激します。
口コミを見ると、酸味が強めと感じる方もいるようですが、個人的にはこのバランスが麺の美味しさをさらに引き立てていると感じました。

つけ汁の中には、やわらかく煮込まれたチャーシューがゴロゴロと入っており、これがまた絶品！
旨みがギュッと詰まったチャーシューと、シャキシャキのメンマ、ナルトなどがつけ汁にコクを与えています。
細麺（または平打ち麺）なので、汁との絡みも抜群で、箸が止まらなくなります。

〆の楽しみ：至福のスープ割り

麺を完食した後は、もちろんスープ割りをお願いしました。

スタッフの方に声をかけると、温かい出汁でつけ汁を割ってくれます。
酸味が和らぎ、まろやかで優しい味わいになり、最後まで美味しく飲み干せました。
チャーシューの旨みや出汁の風味が凝縮されたこのスープは、まさに至福の〆です。

店舗情報とメニュー

店舗情報

主なメニューと価格（最新情報）

※上記の価格は、最新の情報に基づいて記載しておりますが、店舗の都合により価格が変更される場合があります。
必ず店頭でご確認ください。

まとめ

カドヤ食堂クリスタ長堀店でいただいた「つけ麺」は、期待を遥かに超える一杯でした。

特に、小麦の風味とツルツルした喉越しが光る自家製麺は、まさに大阪を代表する名店の証。
複雑な旨みを持つつけ汁と合わせることで、一口ごとに深い満足感を得られます。
本店への訪問が難しい方も、駅直結でアクセスしやすいクリスタ長堀店で、この極上の味をぜひ体験してみてください。

※上記情報は、訪問した際の内容に基づき作成しておりますが、最新の営業時間や料金は店頭にてご確認ください。