2025年、開設100周年という記念すべき節目を迎えたJRA京都競馬場。
そのアニバーサリーイヤーのフィナーレを飾る特別なイベントとして、「センテニアルナイト ドローンショー」が開催されました。
エリザベス女王杯(11月16日)、マイルチャンピオンシップ(11月23日)というGIレースの開催日に合わせて行われた、関西最大級のドローンショー。
観覧した11月23日は、天気にも恵まれドローンショー開始前の空も茜色に染まり綺麗でした。
その感動と詳細を、現場の熱気そのままにレポートします。
1500機が夜空を彩る!圧巻のドローンアート
このドローンショーの最大の特徴は、何と言ってもそのスケールです。
なんと1,500機ものドローンが一斉に夜空へ舞い上がり、光のキャンバスを作り上げました。
国内でも有数の規模を誇るドローン群が、プログラミングされた緻密な動きで立体的なアートを表現し、観客を魅了しました。
まるで夜空に巨大なCG映像が浮かび上がったかのような、息をのむ美しさでした。
テーマは「100年の軌跡と感謝」
ショーは、京都競馬場が1925年(大正14年)に淀の地に開設されてから現在に至るまでの「100年の軌跡と感謝」、そして未来への期待をテーマに構成されました。
光のウイニングランに鳥肌!
最も感動的だったのは、ドローンが描く光の競走馬たちが、時を越えて京都競馬場を駆け抜けた三冠馬たち(ディープインパクト、コントレイルなど)の姿を夜空に再現したシーンです。
ターフビジョンに映し出される過去の名レースの映像と光の競走馬がシンクロし、まるで夢の共演を繰り広げているよう!
この演出には、競馬ファンならずとも鳥肌が立つほどの感動を覚えました。
圧巻の映像はこちら!【ハイライト動画】
実際に1,500機のドローンが夜空に「ディープインパクト」を再現する様子は、こちらのハイライト動画でご覧いただけます。
- タイトル: 1,500 Drones Recreate Deep Impact|Centennial Night at Kyoto Racecourse
- 動画URL: http://www.youtube.com/watch?v=OIpi94zzZzk
地域との温かい融合
古都・京都の伝統や文化、地域とともに歩んできた100年を表現する演出も盛り込まれました。
さらに、事前に来場者が描いたイラストをもとにしたドローンアートも登場!
ファン参加型の温かいフィナーレを演出し、競馬場とファンとの強い絆を感じさせてくれました。
開催概要と観覧情報
ドローンショーは、秋競馬が佳境を迎える2025年11月、GIレース開催日の夜に2日間にわたって実施されました。
| 項目 | 詳細 |
| イベント名 | センテニアルナイト ドローンショー |
| 開催日時 | 2025年11月16日(日)、23日(日) 17:30~17:45(約15分間) |
| 開催場所 | 京都競馬場 |
| 入場料 | 500円(競馬場の入場料) |
| アクセス | 京阪電車 淀駅下車 徒歩約10分 |
| 公式サイト | https://kyotokeiba-100th.com/droneshow/ |
観覧のポイントと注意事項
主に屋外立ち見エリア、そしてゴールサイドのスマートシート(上段を除く)などが観覧エリアとして指定されました。
国内最大級の1,500機が、すぐ目の前に迫ってくるような臨場感は、多くの方が感動を覚えるポイントとなりました。
まとめ:未来へ駆け出す光のメッセージ
京都競馬場開設100周年を締めくくる「センテニアルナイト ドローンショー」は、ドローンの持つ最先端技術と、競馬場が持つ100年の重厚な歴史が見事に融合した、感動的なナイトショーでした。
歴代の名馬たちが光となり夜空を駆ける姿は、単なるエンターテインメントに留まらず、京都競馬場が地域とともに未来へ向けて力強く駆け出すメッセージのようにも感じられました。
目の前で繰り広げられた光のアートの迫力は、きっと記憶に深く刻まれたことでしょう。
この感動的なドローンショーを通じて、改めて京都競馬場の100年の歴史に思いを馳せることができた素晴らしい一夜でした。
次の100年も楽しみですね!