「食いだおれの街」大阪で、今、グルメ界を騒がせている超話題の店をご存知でしょうか。
その名も「元祖5センチかつ丼 大阪とんかつ」。
旧店舗名である「かつ丼 ちよ松 道頓堀本店」時代から、その度肝を抜くビジュアルでSNSを席巻してきた、あの「日本一分厚い」かつ丼の専門店です。
今回は、その衝撃の食体験をレポートします。
【特上】5センチとじないかつ丼 実食レポート
圧巻のビジュアル!丼からそびえ立つ「5センチの壁」
この人気店、オープンは11時ですが、行列ができることで有名。
私もオープン前(10:30で2番目)から並びました。

11:00に、メニューと飲み物を確認され、期待感を最高潮に高めて入店しました。
今回は、噂の【特上】5センチとじないかつ丼(数量限定)を注文しました。
注文して5分ほどで提供されました。
目の前に現れた瞬間、ビックリ!!
「かつ丼」という概念を根底から覆す、まさに”驚愕の厚み”。
丼の縁から優に超え、そびえ立つそのカツは、まさに「5センチの壁」。
一般的なとんかつとは一線を画す、その威容にただただ圧倒されました。
カツは卵で「とじない」スタイル。黄金色の衣をまとい、その下にはトロトロに半熟の卵が敷き詰められています。
上にはパリパリの海苔が添えられ、にんにくの香りが食欲をそそります。
厚いのに柔らかい!低温調理が生む奇跡の食感
「こんなに厚いカツ、固いんじゃないの?」
誰もが抱く疑問を、一口食べた瞬間に吹き飛ばしてくれました。
店主(元力士!)が考案したというこのカツは、厳選した豚肉を長時間(12時間または特上は24時間!)かけてじっくり低温調理してから、最後に高温でカラッと揚げられています。
その結果、分厚いのに驚くほど柔らかく、しっとりとした極上の食感を実現。
噛むたびに豚肉の旨味が溢れ出し、まるでジューシーな厚切りチャーシューのよう。
脂身も多すぎず、口の中でとろけます。
衣はラードとサラダ油をオリジナルブレンドした油で揚げられており、サクッと軽快。
厚い肉とのコントラストがたまりません。

味変アイテムとピクルスで最後まで飽きさせない!
このボリューム、最後まで美味しく食べ切れるか心配になりますが、ご安心を!
このお店の素晴らしいところは、飽きさせない工夫が随所に凝らされている点です。
まずは、とろとろの卵と出汁の効いた優しいタレが、分厚いカツともち麦米に絡み、最高のハーモニーを生み出します。
さらに、添えられたピクルスが良い仕事をしてくれます。
酸味とシャキシャキ感が、濃厚なカツの合間に口の中をリフレッシュ。
このピクルス増し(200円)やミネストローネ(150円)を注文している方も多いようです。
そして、「味変アイテム」も豊富で、わさびふりかけ、山椒、柚子胡椒、梅塩など、様々な調味料でカツの味わいを何通りにも楽しめます。
店舗情報
項目 | 内容 |
店名 (旧店名) | 元祖5センチかつ丼 大阪とんかつ 道頓堀本店 (かつ丼 ちよ松 道頓堀本店) |
店舗HP | https://osakatonkatsu.com/ |
所在地 | 大阪府大阪市中央区千日前1丁目1-10(道頓堀エリア) |
アクセス | Osaka Metro 堺筋線・千日前線「日本橋駅」より徒歩約2分 近鉄難波線「大阪難波駅」より徒歩約7分 |
営業時間 | 11:00オープン(※行列必至のため、早めの訪問をおすすめします) |
主なメニューと価格
メニュー | 内容 | 価格(税込) |
【特上】5センチとじないかつ丼 | 希少部位、約450g、24時間低温調理 (※数量限定) | 2,500円 |
【上】5センチとじないかつ丼 | 豚肉約370g、12時間低温調理 | 1,850円 |
【並】2.5センチとじないサービスかつ丼 | 豚肉約200g | 1,350円 |
大阪通天閣フィレ ソースかつ丼 | 豚肉約270g | 1,650円 |
その他 | LLサイズ卵追加(100円)、ピクルス大盛(200円)など | – |

まとめ
「元祖5センチかつ丼 大阪とんかつ」は、単なるデカ盛り店ではありません。
「感動で、満腹に」というスローガンが示す通り、そのボリュームだけでなく、長時間低温調理によって引き出された豚肉の旨味と柔らかさ、そして計算され尽くした味のバランスで、食通をも唸らせる一級品のグルメ体験を提供してくれます。
大阪・道頓堀という観光の中心地にあるので、アクセスも抜群。
胃袋に自信のある方はもちろん、「人生で一度は食べてみたい」と思わせる、この衝撃の「5センチの壁」にぜひ食してみてください。
忘れられない食の感動が待っていますよ!
※上記情報は、訪問した際の内容に基づき作成しておりますが、最新の営業時間や料金は店舗公式HPにてご確認ください。